シミトータルケアとは、一言で言うと、「いろいろまとめて治療して、顔全体のシミ治療を完成させよう」というものです。

想像してください。
ふと鏡を見たとき、「あれ？なんだか肌が明るくなった気がする」——そんな小さな変化に気づいた朝。
前よりもファンデーションのノリがよくなって、化粧直しの回数も減って、
気づけば「肌、きれいですね」と声をかけられることが増えていた。

打ち合わせ前のカフェで、店員さんの視線がなんだか優しい。
職場でも、後輩たちがさりげなく美容の相談をしてくるようになった。
昔の写真を見返したとき、「今の自分の方が好きかも」と、ちょっと得意げな気持ちになった。

“ただシミを消した”だけじゃない。
丁寧に、じっくり、自分の肌と向き合ったからこそ手に入った「変化の積み重ね」。

今、あなたが一歩踏み出せば、
そんな日常が、ゆっくりと、でも確実に始まります。

その理由は大きく分けて2つあります。

まず第一に、肌は一朝一夕に生まれ変わるものではないということ。
シミをただ「取る」だけの治療では、強いレーザー（たとえばピコレーザー）を一気に照射し、肌に“やけど”に近いダメージを与えて、無理やり色素を排出させることになります。
確かに即効性はあるかもしれませんが、そのぶん肌への負担は大きく、回復力が追いつかないまま別の悩みを生む可能性すらあります。

一方で、“時間をかけて肌と向き合う「じっくり治療」”では、破壊と再生のサイクルをバランスよく繰り返しながら、肌そのものの回復力を高めていきます。
その過程でシミはもちろん、厚くなった角質、くすみ、小さなイボまで、肌の不要な要素が自然とそぎ落とされ、トーンアップやなめらかさも同時に手に入ります。

そしてもう一つの理由が、「組み合わせ治療の効果」です。
たとえばがん治療では“カクテル療法”といって、複数の薬を少量ずつ組み合わせ、副作用を抑えながら効果を最大化する手法が主流です。
シミ治療においても同様に、内服・外用・各種レーザー・光治療・ホームケアなどを組み合わせることで、単一の強い治療に頼らずにすみます。
結果として、ダウンタイムや副作用を抑えながら、肌を守り・育てる治療が可能になるのです。

“シミを取る”というゴールの先に、“美しい肌を保ち続ける”という未来を見据えるなら、
トータルケアというアプローチこそが、肌にとっての最適解なのです。

①reBeau2

専用肌診断機「Re Beau（レビュー）」で、今の肌状態を“見える化”してから治療をスタート
「なんとなく肌がくすんできた気がする」
「今の自分の肌って、実際どんな状態なんだろう？」

当院では、最新の肌診断機「Re Beau（レビュー）」を導入しています。
シミ・くすみ・毛穴・キメ・色ムラなど、肉眼では見えにくい肌内部の状態までを数値と画像で“見える化”。
現在の肌の状態を正確に把握することで、より的確で効果的な治療プランのご提案が可能になります。

治療前・治療中・治療後と、肌の変化を可視化しながら進めていけるので、
「本当に効いているのかな？」という不安を抱えることなく、納得しながら治療に取り組んでいただけます。

②Venus Versaのフォトフェイシャル

複数の肌悩みに同時アプローチ。IPL光治療で、シミも赤みもまとめてトーンアップ
シミ、くすみ、赤ら顔、毛穴の開き…
一つ一つが気になるけれど、別々に治療するのは手間もコストもかかる——
そんなお悩みに応えるのが、Venus Versa（ヴィーナス・バーサ）によるIPL光治療です。

この治療では、肌の状態に合わせて異なる波長の光を照射することで、
●シミやそばかすなどの色素沈着
●赤ら顔やニキビ跡の赤み
●くすみ・肌全体の色ムラ
といった複数のトラブルに同時に働きかけます。

照射後のダウンタイムはほとんどなく、治療直後からメイクも可能。
回数を重ねるごとに肌の透明感が増し、毛穴の目立ちにくいなめらかな肌質へと導いていきます。

顔全体の印象をワントーン明るくしたい方、
“肌質そのもの”を整えたい方におすすめの治療です。

③StarWalkerトーニング

肌にやさしい“低出力レーザー”で、くすみ・肝斑にもじっくりアプローチ
「刺激が強い治療は不安」
「肝斑があるけれど、レーザーって本当に大丈夫？」——
そんな方にも選ばれているのが、StarWalker（スターワーカー）によるレーザートーニング治療です。

StarWalkerは、**QスイッチYAGレーザーを超低出力で照射することで、肌への負担を最小限に抑えながら、
メラニンだけにじっくり働きかけることができる“やさしいレーザー治療”**です。

特に、通常のレーザーでは刺激になりやすい肝斑に対しても、波長とパルス幅の制御によって、
再発リスクを抑えつつ、安全に改善を目指すことが可能です。

治療を重ねるごとに、肌のくすみが和らぎ、内側から透けるような明るさと透明感が現れていきます。
「肌全体をトーンアップさせたい」「低刺激でしっかり治療したい」
そんな方におすすめのメニューです。

④トレチノイン５g＋ハイドロキノン５g（約２週間分）

医療機関専用の“攻めの塗り薬”で、自宅でも集中美白ケアを
シミ・くすみ・毛穴の開き——
その悩みに、自宅でしっかりアプローチできるのが、医療機関専用の塗り薬です。

このセットでは、
●肌のターンオーバーを促進し、色素を外へ押し出す【トレチノイン】
●シミの原因・メラニンの生成を抑える【ハイドロキノン】
という2種類の薬剤を医師の指導のもと、安全に併用していただきます。

2週間の集中ケアで、肌のざらつき・くすみが改善され、シミが薄くなるだけでなく、肌全体の明るさやなめらかさを実感しやすくなります。

「レーザーの前に肌の土台を整えたい」
「ダウンタイムのない方法でまずは試したい」
そんな方にぴったりの“攻めのホームケア”です。

⑤高機能ホームケア《Brighcell® G／Brighcell® A》

トレチノイン・ハイドロキノン療法をサポートする高機能ホームケア
せっかく医療機関で治療を受けるなら、その効果をしっかり引き出したい——
そんな想いに応えるのが、医療発想のスキンケア「Brighcell®（ブライトセル）」シリーズです。

■ Brighcell® G　5,500円（税込）
グリシルグリシンを配合し、毛穴の開き・ざらつき・キメの乱れを集中ケア。
トレチノインの使用による一時的なざらつき感や不均一な肌質にも、なめらかさと均一な肌感をサポートします。

■ Brighcell® A　7,700円（税込）
ビタミンA誘導体や抗酸化成分をバランスよく配合し、肌のバリア機能を整えながら、トレチノイン・ハイドロキノン療法の効果を高める設計に。
赤みや乾燥が気になる時期にも、肌を守りながら明るく整えるサポートをしてくれます。

いずれも、治療の副反応を和らげつつ、より高い美容効果を引き出す補助ケアとして、医師の管理下で併用いただけます。
自宅でのケアもしっかり行いたい方、治療効果を最大化させたい方におすすめのスキンケアです。

⑥プランニングカルテ（ドクター記入）

医師の判断に基づいて作成される、あなただけの治療設計図
当院では、シミやくすみの状態・肌質・生活習慣などを踏まえて、
医師が一人ひとりに合わせた治療方針を記録・管理する「プランニングカルテ」を作成しています。

これは、ただの診療記録ではありません。
● どんな種類のシミがあり、どう対処していくのか
● 治療の進め方、組み合わせ方
● ホームケアの注意点や、経過の見通し
といった内容を、あなただけの治療設計図として明文化したものです。

「なんとなく始める」のではなく、
医師と一緒にゴールを共有し、納得しながら進めていける安心感を大切にしています。

定期的に見直しながら、肌の変化に合わせて調整することで、
より効果的で負担の少ないシミ治療が可能になります。

⑦当院オリジナルの“シミトータルケア説明冊子（16P）”

当院オリジナルの“シミトータルケア説明冊子（16P）”をお渡ししています
初めての治療で不安がある方も、過去にシミ治療でうまくいかなかった方も。
納得して前向きに取り組んでいただけるよう、当院では専用のシミケアガイド冊子をご用意しています。

この冊子には、シミの種類や発生メカニズムから、
内服・外用・レーザーなど複合治療の考え方、
さらにホームケアのポイントや治療中の注意点まで——
知っておくと安心できる情報を、わかりやすく丁寧にまとめています。

「しっかり治したい」「自分の肌をきちんと理解したい」
そんな思いを持つ方のために、内容はあえて“濃いめ”に。

もちろん、読んでいてわからないことや不安な点があれば、
スタッフがいつでも丁寧にサポートいたします。
“一緒に治していく”ための伴走ガイドとして、ぜひお役立てください。

高性能治療機器

安心のクリニック処方

和歌山県立医科大学皮膚科学教室連携の美容クリニック処方で、安心です。